タクティクスチャレンジ! ゲーム制作ガイド - スタンス作成

NPCの行動方針、AIとして「スタンス」を作成

「スタンス」はバトル中の敵モンスターなどNPCの行動方針を決めるデータですがあまり多様性は必要ありません。というのは『タクティクスチャレンジ!』では 「活躍度」による優先対象の自動判断を行ない、派手に活躍する敵ほど狙われやすくなるシステムが搭載されているからです。 「攻撃より回復を優先する」といった立場の違いを表すことがスタンスの主要な目的なので、普通のバトルに必要とされるスタンスはサンプルとして用意されているものだけで充分です。
また、「敵への攻撃よりも、自軍拠点へ進むことを優先する」といった戦略的な行動方針はスタンスではなく「クエスト」で設定できます。このためスタンスでは戦術的な要素「HP回復」「MP回復」「攻撃」「強化」「弱体」をどれだけ重視するかを決めることになります。
スタンス外の優先順位
スタンスではバトルの局面に応じて優先する行動を判断しますが、スタンスでの行動判断以前に優先される行動があります。それは「クエスト」で指定される[優先移動]と[危機時の移動]と、次いで[アバター召喚]効果のアビリティを所持している場合の召喚行動です。召喚行動は、使役できるアバターの数に余裕があり、かつ自分が召喚可能な状態になるときにスタンスの行動判定よりも優先して処理されます。ただしスタンスで[召喚×]チェックボックスをONにしていると召喚行為を行なわなくなります。
HP回復%
残りHPの割合がこの数値以下のキャラクターがいると、他の行動よりも優先して該当キャラクターへのHP回復を実行します。
HP回復%
残りMPの割合がこの数値以下のキャラクターがいると、HP回復に次ぐ優先度で該当キャラクターへのMP回復を実行します。
攻撃%/強化%/弱体%
HPやMPを回復すべきキャラクターがいないときは「武器やアビリティで敵を攻撃するか」「味方への強化や支援を行なうか」「敵への弱体や妨害を行なうか」の3種類の行為をランダムで実行します。値を大きくした種類の行動ほど実行される可能性が高くなります。
注目メイン
攻撃/強化/支援のうちいずれかが行なわれるときにどのキャラクターに対して行為を行なうべきか、対象選択の判断材料として「活躍度の値をどう評価するか」を指定します。活躍度が高い者を優先することもできますし、逆に活躍度が低い者を優先することもできます。
注目サブ
対象選択の判断に活躍度以外の要素も加味させるときに指定します。「レベルの高さ」「レベルの低さ」「残HPの多さ」「残HPの少なさ」「残MPの多さ」「残MPの多さ」「近くにいる」「遠くにいる」「アビリティ発動待機中」「アビリティ待機中ではない」から選択できます。
特定サイン
ある[サイン](クエストNPCの設定要素です)を設定しているキャラクターがいたときに、そのキャラクターを優先して行為の対象とする設定です。たとえばプレイヤーが自軍NPCを守ることが目的のクエストに登場する敵軍キャラクターのスタンスが「攻撃100%/注目メイン:設定なし/注目サブ:設定なし/特定サイン:ゲスト」)になっていて自軍NPCのサインがゲストになっていると、その敵軍キャラクターはその自軍NPCを狙って攻撃するようになります。
行動範囲は歩いて32マス
回復や攻撃の対象とみなすキャラクターは、32マス歩いていける範囲にいるキャラクターです。通行禁止ブロックや敵に遮られ、歩いていってもたどりつけない相手は対象の候補から除外されます。